コラム 宿題の量
英語圏からの留学生のことを書いています。
うちには小学生の子どもがいます。
留学生を受け入れるようになって、留学生は文化の違いから様々なことに驚きますが、その一つが宿題の量。
日本の小学生、一年生から大体30分くらいはかかる(手早い子ならもっと早いかもですけど)宿題を学校から出されます。中高になればもっと。
リビングで漢字ドリルやら算数プリントを広げているうちの子に対し、のほほんとスマホやタブレットで遊んでいる留学生……うちにいた子が勉強嫌いなのかとも思いますが(真面目な留学生は、学校で出された課題や、派遣団体から貰ったテキストなどで、日本語の勉強をしている子も多いと聞きますので)、聞いてみたんです。
Don't you have any homework in your country?
母国では宿題出ないの?って。
答えは。No。出ないんですって。
学校の授業で何か演習などをやってやり残しなどがあれば、それを家でちょちょっとやることはあるそうですが、基本的に家でやる専用のプリントやドリルが出ることはないそうです(あくまで、私が見聞きした範囲で、そうでない国も、学校によって違うとは思います)
そう言えば、高校生主人公のTVドラマとかでも、女の子たちがお友達とベッドに座りながらちょいちょいっとノートに書いたりして、なんだかだらしない勉強の仕方だなぁなんて思ってたりしたんですが、そもそもそんなに長時間机に向かう必要がないからあんな風なんだなぁ……と目から鱗が落ちた次第です。
日本と受験の仕組みも、進学の仕方も違うからこそなんでしょうが、学校の先生の負担の一つに宿題チェックがあったりするので、海外の先生はその点、楽そうだなぁと。
なんか、5時になったらきっちり帰っちゃうイメージ。まあ先生に限らず、海外って日本みたいに社畜的に働く人はあまり居なくて、プライベート最優先ですよね。
プライベート優先。それを実感した、ある国からの女性から聞いたお話を次回書きたいと思います。